東京でのセミナーから戻る新幹線の中です。
今日は雲もかかっていない素晴らしい富士山が見られました。
これまでにたくさんのセミナーに参加し、いろいろなゴッドハンドの手技を学びながら、日々の施術に組み合わせています。
六層連動操法のセミナーは、卒業後もずっと継続しています。
沖倉先生が、どんどん新技を開発されていますし、新たなことが分かってくる。
セミナーで手技の練習をすることで、私自身のからだのメンテナンスにもなりますし。
11月に「KMT整体」と「健引き療法」の2つのセミナーが終了。
もうこれで最後にしようと思っていたのですが、今度は関節トレーニングのセミナーに参加することに。
これまでに身につけた数々の手技を使えば、骨と筋肉の癒着を取ったり、硬くなった筋肉をゆるめることはできますし、痛みや不調はほぼ改善の方向に導けると思っています。
膜のリリースによる不調の改善は、私がこれまでに受けてきた一般的な整体などに比べて、効果の持続性が高いと思います。
しかし、永久に戻りが無い訳ではありません。
重力の下で生活しているので、どうしても日々の負担は蓄積しますし、姿勢によってコリやハリが出てきたり、ケガや筋肉痛による炎症が起これば膜の癒着も起こります。
「少しでも快適な状態を保つためには、何が必要なのだろうか?」
「硬くなった筋肉を緩めるだけでは足りないのでは?」
硬くなった筋肉(JTAではガンバリ筋)を緩めても、その筋肉がまた頑張りすぎると、前と同じような症状が戻ってくるに違いない。
そこで大切なことは、ガンバリ筋が頑張りすぎない身体にしてあげること。
どうしてガンバリ筋ができてしまうのかというと、弱い筋肉(JTAではサボリ筋)があるから。
サボリ筋が働くことができるようになると、ガンバリ筋はそんなに頑張らなくても良くなり、カチカチにならずに済むのだそうです。
そんな療法もプラスできたら、もっともっと健康なからだを作れるのではないかと思っている訳です。
1か月に一度ずつ来てくださるお客様に、いろいろな手技を行っていると、
「これって新技?」って聞かれます。
「そうそう、今習ってる手技ですよ~。」っていうこともあれば、
自分で良かれと思いながら、勝手に行っている手技もあります。(笑)
でも、大切なことは、痛みをできるだけ感じないように行うこと。
痛みを感じないほどの施術にしないと、からだが緊張して緩まないですから。
年齢が高くなるほど、サボリ筋が働かなくなっています。
私もJTAセミナーに参加して、ビックリするくらい自分のサボリ筋の存在を知りました。
ガンバリ筋は硬くて痛かったりするので分かりやすいですが、サボリ筋は分かりませんね。
しっかりと筋肉の勉強をしながら、的確にサボリ筋だけを狙って働かせられるようにトレーニングしないと。
トレーニングって言っても5~10秒を3回ほどでOKなので、負荷は少ないですよ。
セルフトレーニングもマスターしないと…
頑張ります!