80代の方の変形性膝関節症も改善 ！

整形外科へ行くと、膝の痛みの原因は「関節軟骨や半月板がすり減っているから…」と言われることが多いようです。

しかし、高齢者の膝の軟骨等のすり減りは、ほとんどの方で起こっているらしい。
要するに、すり減っていても、痛くない人もたくさんいるということなんだって。

だとすると、痛みの原因って何？

いろいろな痛みは、血流が悪くなって硬くなった筋肉が原因らしい。
私の師匠たちのお話によれば、膝の痛みの多くは関節のねじれが原因とのこと。
関節のねじれは、骨に繋がる筋肉の張力のバランスが崩れて起こる。

例えば、骨と結合している筋肉のうち右側の筋肉がカチカチに固まって伸びなくなってしまうと、骨はその固まった筋肉に引っ張られてしまい、関節でねじれが起こる。

太ももやふくらはぎの筋肉が硬くなったり、股関節や足首の関節が硬くなってしまうと、膝関節にも負担がかかってねじれが起こってしまう。
そのねじれによって、痛みが発生するらしい。

だから、ねじれを取ると、痛みが軽減するのだそうです。
ねじれを取るには、筋肉のバランスを整えることが大切！

楽間整体院の施術を簡単に説明すると、
どんな部位であろうと、固まって伸び縮みできなくなっている筋肉（悪玉筋）を骨から剥がして緩めるということをしているだけ。
（神経の伝達改善とか気功による流れの改善も適当に加えていますが。）

施術を重ねるにつれて、「痛みが軽減して気にならなくなった。」というお客様の声から、
痛みを取るって、あまり難しいことじゃないんだ～！と思ったりする訳です。

娘さんが半年ほど楽間に通われていたため、
「母が膝が痛くて整形に通っているけど、全然よくならないから、こちらに来た方が良いと思うんだけど・・・」というお話は伺っていました。
しかし、「歳だから、どうせ治らない。」とお母様は諦めてていたようです。

しかし、どんどんよくなられる娘さんを見て、
「一度行ってみようかなぁ」と言われたようで、
すぐに娘さんから連絡があり、12月25日にご予約いただきました。


ご来店いただき、いろいろお話を伺うと、

・1年以上整形外科に通っていて、ヒアルロン注射を数回行うも、
　まったく痛みは軽減しない。注射がとても痛い。
・夜中にトイレに行く時も、痛くて立ち上がるのが大変。
　廊下の手すりにつかまってゆっくりトイレに行く。
・膝が完全には曲げられず、痛くて正座ができない。


カラダのチェックを行うと、
・仙腸関節の癒着があり、股関節も固まっていました。
・足の筋肉が骨に癒着して固まってしまっていました。
・膝の内側にコブのような塊ができていて、太く変形。
・膝のお皿は、コブに覆われて全く触れない。

初回は、固まってしまった筋肉を骨から剥がして緩めたり、その結果、股関節や足首の動きが改善してくるので、膝へのアプローチは直接的にはあまり行わず。

それでも、筋肉が緩んで動きが改善したため、
｛足がとても軽くなり、膝の痛みも軽減した。」
と、笑顔で帰られました。

1カ月ぶりのご来店です。

痛みは軽くなったももの、まだ痛みは残っているとのこと。
初回に緩めた足の筋肉はとても柔らかくなったままで、血流も改善されている状態。

肋骨を緩めて、さらに股関節等にもアプローチした後で、膝への手技を行いました。

すると、膝が「バキッ！！！！」　という大きな音。

私「大丈夫ですか？」
Mさん「はい。大きな音がしてビックリしましたけど、痛くないです。」
私「固まった癒着が取れる時には、時々大きな音がするのですが、その時は痛くないんですよ。たぶん、固まった膝のどこかが少し剥がれたんだと思います。」
Mさん「さっきまでより、膝が軽くなって曲げやすくなりました。
　　　　痛みもさらに軽くなってます。」

その日はそれで終了し、様子を見てもらうことに。

また1カ月ぶりのご来店です。
痛みは軽くなっているが、まだ気になる時がある様子。

前回同様、股関節から足先にかけての施術後に、膝へのアプローチ。

2回目の時のような大きな「バキ！」という音ではなく、
「パキパキ…」という細かい音がたくさんしました。
剥がれかかっている癒着物が、さらに少しずつ剥がれる感じですかね～。

またまた、さらに足が楽になったと帰られました。

前回から約カ月ぶりのご来店でした。

膝の痛みはほとんど気にならないけれど、立ち上がる時だけ少し痛むそうです。

施術を初めてビックリ！

なんと、膝のコブが無い！

私「え！！！？　膝の形が変わってませんか？」
Mさん「そうなんです！　右と同じように細くてまっすぐになってきました。」

と、満面笑みという感じの、ニコニコな笑顔でした。

私「あ～、写真を撮っておけば良かったぁ！」
Mさん「本当よね～。」
私「もう元には戻らないですものね～（笑）」

残念ながらビフォーアフターの写真はありませんが、私が施術のたびに記録しているメモがあるので、手書きで汚いですが、そちらを載せますね。

あんなに硬くて大きな塊が消えるの？？？？

コブのあったところを押してみると、グジュグジュっとした柔らかいものが奥の方に感じられます。
固まっていた癒着物が、徐々に柔らかくなって分解されているのかも。
そして、血液やリンパ液に溶けて流れて無くなっていくのではないでしょうか？

生物の授業をしていた頃、カラダにはお掃除細胞みたいなのがいて…
な～んて、免疫や白血球の話をしていましたが、きっとそんな機能が発揮されたのでしょうね。

手術で切り取った訳ではありませんから。

血流が良くなり、自己治癒力が高まると、自分のカラダの中で不要なものをきちんとお掃除して片づけることができるようになるのだと確信しました。


コブが無くなっていたので、膝のお皿に触れることができました。
お皿はガッツリ張り付いて動かなかったので、その癒着を取りました。
お皿が動くようになると、お皿の下にカチカチに固まった腱（筋肉）を発見！
その硬い部分を押すと

Mさん「あ！　立ち上がる時、そこが痛いです。」

その腱を緩めて柔らかくして押さえてみると、

Mさん「あ～、もう押されても痛くないです。」

そこで施術を終了。

私「立ち上がったり、座ったりしてみてもらえますか？」

すると、Mさんはカーペットに正座してしまいました。

私「え？　正座じゃなくて、椅子で良いですよ！」

Mさんは、立ったり座ったりを数回繰り返し、
「あれ？　立ち上がる時も痛くないです！」

最近は、正座をして生活されているとのことで、そちらにもビックリでした。


教員を退職して、整体院を開いて1年しか経っていないため、経験は少ないですが、日々、お客様のカラダを触らせていただく機会があるので、１～２か月後にご来店された時の変化に驚くことが多いです。

80歳を過ぎても、きちんと自分で治してゆくことができることを実感しました。

歳だからって、諦める必要は無いんですよね。
私自身も、未来が明るくなりました。

歳を取るのは怖くない！（笑）

またまた前回から2カ月ぶりのご来店でした。

膝の痛みはそれほど気にならないようになっているけど、足が重くなってきたとのこと。

施術を始めると、太腿に筋肉がついてました。
痛みが軽減し、歩くことが増えたために、筋力もついているようです。

Mさんは、小田原の先にあるご主人の実家へ行き、ご主人のお姉さまと一緒にお墓参り等されて、たくさん歩いて足が疲れたとお話くださいました。

私「ご主人と行かれたんですか？」
Mさん「いえ、主人は女ばかりだから行かないって言うので、私一人で行ってきました。」
私「え？一人でですか？　電車で？」
Mさん「はい。一人で新幹線とJR使って行ってきました。」

半年前には膝が痛くて・・・出歩くのも億劫だとおっしゃっていたのに、一人で遠出をすることができるようになられて、驚くとともに、とても嬉しくなりました。

Mさんには、良い意味で、毎回ビックリさせていただいています。

その後、半年ほど、ご来店はありませんでしたが、12月に娘様が楽間の全身施術ギフト券をプレゼントされたので、初めて全身施術にいらっしゃいました。
初めて膝痛でご来店いただいてから、ちょうど１年ですね。

半年間、膝痛はそれほど気にならずにお過ごしになっていたとのことです。

前回までは、下半身の施術しか行っていませんでしたが、
上半身もカチカチでしたので、全身の癒着をできるだけとりました。

終わると、「肩がとても軽くて楽になった！」とニコニコ。

2024年のお客様の変化に、驚くことたくさんありましたが、Mさんの膝の変形が無くなって行ったのはベスト３に入るサプライズでした。


記念に一緒にお写真撮ってくださいました。
最初はマスクをされていたのですが、
Mさん「せっかくならマスク無しで撮ってください。」
とおっしゃってくださいましたので、撮り直し。
Mさん「83歳っていうのも書いてね。」

Mさんの変化によって、
「80歳を過ぎても大丈夫！
　高齢になっても、悪いところを自分のカラダが治してくれる。
　自然治癒力を高めて、適切な施術があれば。。。」
と思えるようになりました。

今後もさらに技術を磨いていきたいと思います。
嬉しいサプライズをありがとうございました。